2007年12月6日木曜日

つくられた組織,つくった組織 どうにかしねばねぇ

仕事の話で恐縮だが,来年度事業計画の時期になってきた。
補助金,支援事業の見直しに入っている.
そこで,ボランティアの位置付けが問題として浮上してきた。
ボランティアに補助金を出すのはおかしいというのである.
それはそうである.
団体に出すのでは無く、団体の活動に出すべきだろうと思うのである.
ボランティア団体がどうして雨後のたけのこのようにニョキニョキできるかといえば,そこに生活上の解決しなければいけない問題があって,今年の流行語じゃないが「どげんかせんといかん」と考える人が動いたときに同様の考えを持つ人が集まって"ボランティア団体”が芽を出すのである.
ところが,行政によってつくられた団体は問題に対する意識が低い。
だって,別に問題だと思っていない人たちが集まったって「どげんかせんといかん」と思わないのだからしょうがない.やらされているとしか思えないのである.
実は古くたどれば町内会だって,広い意味でいえばボランティア団体だったでしょう?

その土地その土地によって,生活する上での課題は違ってくる。そんなのあたりまえです.住む人、気候。産業みんな違うんだから.
人まねの「どげんかせんといかん」じゃなくて「どうにかしねばねぇ」をみんなが持つべきだし,先入観をもって取り組まないことが、「どうにかしねばねぇ」より一層人を引きつける魅力的な活動にむすびつくのではないだろうか。

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