必要な人には必要なだけ与え,必要としない人には与えなくてもよい。それが平等である。
ほ~っとその語り口に感心したが,よく話の意味を考えてみるとなんか釈然としないのである。
広辞苑で平等を調べてみると偏りや差別がなく全てのものが一様で等しいこと。
平等権:国政において人種・信条・性別・社会的身分・門地等で差別されない権利
とある。
彼の人が言った平等の定義でいくと声をあげたもの勝ち、必要だけども,必要だと言えない人には与えないということになる。
門地等で差別を受けないのであれば、道路を隔ててサービスが異なると言うことはあってはならないはずである。
サービスの目的,意義をきちんと踏まえて平等の意味を考えるのが大本ではないだろうか。
サービスには格差があってあたりまえと公然と言うことがおかしい,サービスの目的を踏まえた上でどうにかしようと思うことが重要で,具体的にどう行動したら良いかと考えることが先ではないだろうか。
習慣的にやってきてしまって,不思議と思わなくなっていることは多いはずである。
なぜ今こういうことをしているのか、なぜ始めたのかまで戻って、平等を考えてみようじゃないか。
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