昨夜、何気なく本棚を見て、ひょいと取った本にこんなことが書いてありました。
怒るは無知。
泣くは修行。
笑うは悟り。
すごいこと言うなあと思いました。
そのひとも、親から教えられたようです。
この一文が書いてあったのは、「生きぬいて命のパンをつくって 銀嶺パン・大橋雄二の物語」です。
大橋さんは、私の中学校の大先輩。
血友病と闘いながら、今の銀嶺パンに「地パン」という新しい考え方を持ち込んだ人です。
昔在学中に、大橋さんの講演を聴きました。まだ20才台だったでしょうか。
すごい人だなあ、この人もすごいけど、この人を支えてる親、兄弟、周りの人もすごいなぁと思った記憶があります。
上記のことばは、雄二さんの奥様、了子さんの座右の銘とか。
血友病で毎日毎日お父さんから輸血してもらい、お父さんが二日酔いだと、自分も二日酔いになってしまった話、ベットサイド授業と、英語が得意だった話。忘れられません。
銀嶺パンは、福島でも大手のパン屋さんで、学校給食jのパンは全部銀嶺、スーパーで売っているのも銀嶺パン、日本にパン屋さんは銀嶺パンしかないと思っていましたからまだまだ井の中の蛙状態でしたねぇ、あのころは。
銀嶺パンの甘食、給食の揚げパン、病院食のバターサンド、ガトー銀嶺のパイ生地のパンを食べたときは、こんな食べ物もあったのかと感激したものです。
2代目社長はとよく言われますが、銀嶺パンはまだまだ安心できるおいしいパンを提供してくれると思います。
壮絶な泣きがあったからこそ、おいしい笑顔が提供できるのだと思うからです。
銀嶺パンのホームペ-ジ
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