2007年5月26日土曜日

草むしり一考 〜2〜

なんか、草って稽古の態度に似ているなと思った。
刺トゲがあって、茎も太くてなかなか抜けなさそうに見えるが、思い切って刺を我慢して茎を握り引き抜くと、スルッと抜ける草は、見かけは強そうで、回りからもスゲーツエー奴と思われているけれど、実際は稽古サボりたがりやで、大したことないタイプ。
ひよわそうで、ヘロヘロしていて風に吹かれてもすぐに戻り、可愛い花を咲かせて、大した根っこなんて張っていないように見えて、その実、すごい太い根っこで理科で習う主根と側根がしっかりしている草は、一生懸命稽古しているんだけれども、そんな一生懸命さが出なくて、皆になんか言われてもニコニコしてうまく仲良くやっているんだけれども、自分の考えをしっかり持っているタイプ。
どっちが嵐の後に生き残るんだろう。

草むしり如きでこんな人生を考えるって へんなばばあじゃ

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